校長あいさつ
黎明の本気の挑戦
更なる高みを目指して、創立114年の歴史と伝統をもとに学校改革を行い、これまで以上により良い教育活動を推進していきます。具体的には、ハイレベルな学習+αの挑戦を自主的かつ失敗を恐れずにできるよう、生徒だけでなく教職員や関係者全員が徹底してより良く変わる覚悟を持ち、他者の挑戦を互いに応援し・支え・称え合う学校となり、「守破離」の精神を大切にして挑戦し・自走していく生徒を育ててまいります。そのため、今年度の重点目標に以下の3点を掲げました。
(令和7年度の重点目標)
「すべての生徒の進路希望の実現」「思いやりと活力ある学校づくり」「生徒一人一人が輝く教育の推進」
目標達成に向けて教職員が一丸となり、生徒・保護者・地域の期待に応えられるよう、精一杯取り組んでまいります。
福島県立安積黎明高等学校長 郡司 完
☆令和7年度の学校経営・運営ビジョンを以下のリンクからご覧ください。
校長より
7月11日(金)、野球部が第107回全国高等学校野球選手権福島大会の初戦を勝利しました。今年、野球部は春の県大会でベスト8まで勝ち進み、夏の選手権で開校初のシード校となりました。初戦では、その実力を発揮して5対1で勝利し、2回戦に進出します。選手だけでなくベンチ・スタンドが一体となった全員野球で勝ち取った勝利で、この勢いのまま勝ち進んでほしいと願っています。
7月10日(木)放課後、校舎内を歩いていると至る所で生徒たちがいろいろな活動に取り組み、頑張っていました。3年生は真剣に数学の課外授業を受け、生徒会の生徒は文化祭や体育大会について話し合い、吹奏楽部はコンクール前の最終調整を行い、美術部の生徒は作品制作に取り組み、サッカー部と弓道部は雨の当たらない軒下で練習し、他にも勉強や文化祭準備を行う生徒がおり、野球部が丁度開会式から帰ってきました。これらの生徒の活動は、それぞれの成長に必ずつながると信じています。
7月7日(月)の七夕の日、陸上競技部・水泳部・野球部の選手壮行会を中庭で開催しました。陸上競技部は女子400Mで東北予選を勝ち抜き広島県で行われる全国高校総体(インターハイ)に出場します。水泳部は男子背泳ぎと女子自由形で県予選を勝ち抜き青森県で行われる東北大会に出場します。野球部は開校初の春季支部予選決勝進出・県大会ベスト8・夏の選手権大会シード校となり、今週末初戦を迎えます。選手たちには、壮行会でのコーラス部の演奏、応援委員会のエール、全校生の激励を力に変えて頑張ってほしいと思っています。短冊に願いを込めて頑張れ黎明生!
7月6日(日)にサッカー部の生徒たちが、高円宮杯JFA・U-18サッカーリーグ2025福島県南地区リーグに出場しました。本校のサッカー部は他校と合同チームを組んでいますが、この日も学校の枠を越えて協力し、ファイト溢れるプレーで、全員が一生懸命戦っていました。暑さ厳しい日々が続きますが、一人一人がオンリーワンの気持ちで次週の最終戦にも臨んでほしいと思います。頑張れサッカー部!
6月6日(日)に同窓会「安積花かつみ会」須賀川支部の「文月の会」が開催されました。まず同窓生による謡で始まり、支部長や来賓の挨拶、事業や決算の報告の後、喜寿を迎えられた方々への花束贈呈が行われました。スピーチでは、バスに揺られて遠距離通学した思い出や友人と語り合い笑い合った思い出などが語られました。会の途中で皆が持ち寄った品物でバザーを行い、最後に全員で校歌を歌って楽しい時間を過ごしながら、来年の再会を約束していました。
7月3日(木)放課後、演劇部の生徒たちが、来週参加する春季発表会の最終リハーサル(ゲネラルプローベ・通称ゲネプロ)を公開しました。作品は授業や部活動・保護者対応に追われる教員の姿を描いたもので、生徒たちは身近な学校の様子を立場を変えて見事に演じるとともに、セットを工夫し効果音やBGMをテンポよく流すなど演出にもこだわり、本番さながらの緊張感をもってゲネプロを行いました。終了後、集まった生徒や教員、保護者の方々から講評をいただき、本番に向けた意識を一層高めていました。頑張れ、演劇部!
7月3日(木)放課後、今年3月の卒業生(22期生)の保護者の方々から、安積黎明高校の生徒たちの活動を支援する桜鏡会に多大なるご寄付をいただきました。本日はその代表の方々が来校し、校長室にて贈呈式を行いました。後輩たちの活動の充実や野球部の活躍に役立ててほしいとの思いから、ご寄付をしていただいた卒業生の保護者の方々に心から感謝申し上げます。いただいたご支援は、生徒たちの教育活動に活用させていただき、皆さまのお子様の母校をより一層の発展させてまいります。この度は誠にありがとうございました。
7月3日(木)、多く実習生は先週まででしたが、3週間の教育実習に来ている卒業生も猛暑に負けず頑張っています。昨日と一昨日に研究授業を行い、大学に提出する記録簿をまとめ、朝の打ち合わせで本校職員に挨拶し、明日いよいよ最終日となります。教育実習で学んだことを是非残りの大学生活に生かすとともに、教員免許を取得して、いつの日か本校の教壇に立ち活躍してほしいと願っています。
7月3日(木)午前、定例の学校評議員会を開催して企業やPTA関係の方々から学校運営等に対して有意義な助言をいただきました。まず、学校側が近況や学校運営状況、令和7年度努力目標等を説明し、委員の方々から探究活動やコース制、校則改正や部活動運営、猛暑対策のためのエアコン増設などの取組へのお褒めの言葉と安積黎明高校が適切に学校運営していることを情報発信すると良いとのアドバイスをいただきました。最後に授業の様子と施設の状況をご覧いただき、真剣に取り組む生徒の姿と震災から復旧した校舎の状況に感心されていました。ご指摘等を踏まえながら、引き続き、より良い学校運営に努めてまいります。
6月27日(金)、教育実習に来ている先輩の授業を1年生が真剣に受けていました。化学基礎の物質量の単元の導入でしたが、実習生は1molの実物教材を準備して分かり易く説明し、生徒たちも先輩の思いを受け止めてしっかり学んでいました。担当教諭や教頭なども、卒業生にアドバイスするため参観していました。化学は実験もあってとても楽しい科目ですが、物質量を難しく捉えると躓くこともあります。化学は物の学問なので、実物を見せたことは良かったと思います。