校長あいさつ
黎明の本気の挑戦
福島県立安積黎明高等学校長 郡司 完
更なる高みを目指して、創立114年の歴史と伝統をもとに学校改革を行い、これまで以上により良い教育活動を推進していきます。具体的には、ハイレベルな学習+αの挑戦を自主的かつ失敗を恐れずにできるよう、生徒だけでなく教職員や関係者全員が徹底してより良く変わる覚悟を持ち、他者の挑戦を互いに応援し・支え・称え合う学校となり、「守破離」の精神を大切にして挑戦し・自走していく生徒を育ててまいります。そのため、今年度の重点目標に以下の3点を掲げました。
(令和7年度の重点目標)
「すべての生徒の進路希望の実現」「思いやりと活力ある学校づくり」「生徒一人一人が輝く教育の推進」
目標達成に向けて教職員が一丸となり、生徒・保護者・地域の期待に応えられるよう、精一杯取り組んでまいります。
☆令和7年度の学校経営・運営ビジョンを以下のリンクからご覧ください。
校長より
安積黎明高校の校訓は「恕(じょ)」です。意味は思いやりです。この校訓は、中国の思想家 孔子の言葉を集めた論語の「子貢問曰『有一言而可以終身行之者乎。』子曰『其恕乎。己所不欲、勿施於人也。」に由来しています。この「恕」という言葉が、福島県教育委員会の鈴木竜次教育長も好きな言葉として、今月のリレーエッセイで紹介されています。本校では、玄関や体育館など学校の至る所で「恕」の文字と出会います。本校生はとても心優しいのですが、きっと開校時から掲げられてきた「恕」の精神が受け継がれているからだと思います。
福島県教育委員会公式noteリレーエッセイはこちらからご覧ください。
4月21日(月)放課後、校内には生徒たちの元気な声が響いていました。演劇部は大きな声で発声練習を行い、し~ずん部は中庭でテントを設営し、物理部と地学部は一緒に物理の難問にチャレンジしたり、天体観測の基礎調査を行ったりし、文芸部は活動日でなくても集まって学習し、卓球部は大人数で真剣にラリーを続けていました。安積黎明高校にはたくさんの部活動があり、高校生活を充実させる環境が整っていると感じました。
4月22日(火)は創立記念日(生徒休業日)です。安積黎明高校の歴史は、明治44年10月13日の設立認可に始まり、翌年4月10日に授業開始、4月22日に記念すべき開校式典が挙行されました(開校式典の日が創立記念日です)。県南地方初の女学校開校とあって、郡山町内は仕事も手につかぬほど喜びに沸きたったと言われています。当時の様子は、「福島県立安積黎明高等学校百年の歩み 翼」に記載されていますので、抜粋の資料をご覧ください。また、創立記念日にちなんで4月21日(月)から26日(土)までの1週間、安積黎明高校の歴史等が記載された資料を校長室前の廊下に展示しますので、生徒・保護者の皆さんはどうぞご覧ください。
4月21日(月)、教職員は朝から生徒たちのために熱心に指導しています。今日も昇降口前では生徒たちと爽やかに挨拶を交わし、職員室では勤務準備で出勤していても生徒の質問に対応するなど、安積黎明ならではのきめ細かな対応をしています。働き方改革を進めつつ、生徒に寄り添った指導を行っています。
4月18日(金)放課後、校舎内では文化部の生徒が活動していました。放送部の生徒は最新機材を用いて活動し、化学部は1年生も一緒に実験や学習を行い、写真部の生徒たちは校内展示していた写真やパネルの後片付けを皆で協力しながら行っていました。本校にはたくさんの部活動があるので、まだ紹介していない部は来週お邪魔させていただきます。
4月17日(木)放課後に学校の敷地内を歩くと至る所で生徒たちが活動する様子がたくさん見られました。第一体育館ではバレーボール部とバスケットボール部、和室ではかるた部、プールでは水泳部、学習室2階ではクラシック部、そして格技場では剣道部が一生懸命練習していました。学校規模が大きいので、活動場所も生徒数も多くとても活気を感じます。生徒たちの高校生活を部活動等がより充実させてくれると思います。
4月17日(木)から黎明高校恒例の1年生の校歌練習が、第一体育館、第二体育館、大講義室、各議場の4会場で始まりました。指導者はコーラス部の2・3年生、練習曲は校歌と100周年の時に作られた「未来の風」です。校歌は混声4部合唱のため、4つのパートに分かれ練習していました。おそらく本校の生徒たちは、どの高校よりも群を抜いて上手に綺麗に校歌を歌ってきていると思います。その伝統が1年生にも受け継がれることを願っています。
4月16日(水)放課後に教職員対象のICT研修会(スタディサプリ)を開催し、新任者中心に皆で学びました。本校は昨年度から文部科学省のDXハイスクールの指定を受けており、授業での活用に加えて課題配信や保護者との連絡などにICTを活用しています。新たに本校に着任した教職員も熱心に研修を受け、スキルを高めています。
4月15日(火)放課後に部活動登録が行われ、バスケットボール部、美術部、書道部などにたくさんの1年生が入部しました。これまで2・3年生で活動していた部活動に1年生が加わると、人数だけでなく活気が増し、部だけでなく学校全体の勢いも増します。令和7年度の部活動もこれから本格始動。25あるすべての部活動の大活躍が大いに期待されます。
4月16日(水)放課後、本日も生徒たちは生徒会活動や部活動に力を注いでいました。生徒会の生徒は全校生のために企画を練り、ソフトテニス部、バドミントン部、ハンドボール部、し~ずん部、吹奏楽部も新入部員が入り、活動にも熱が入っていました。優しい先輩たちがいるので、1年生もすぐ学校に慣れると思います。今後の活躍が楽しみです。