校長あいさつ
黎明の本気の挑戦
福島県立安積黎明高等学校長 郡司 完
更なる高みを目指して、創立114年の歴史と伝統をもとに学校改革を行い、これまで以上により良い教育活動を推進していきます。具体的には、ハイレベルな学習+αの挑戦を自主的かつ失敗を恐れずにできるよう、生徒だけでなく教職員や関係者全員が徹底してより良く変わる覚悟を持ち、他者の挑戦を互いに応援し・支え・称え合う学校となり、「守破離」の精神を大切にして挑戦し・自走していく生徒を育ててまいります。そのため、今年度の重点目標に以下の3点を掲げました。
(令和7年度の重点目標)
「すべての生徒の進路希望の実現」「思いやりと活力ある学校づくり」「生徒一人一人が輝く教育の推進」
目標達成に向けて教職員が一丸となり、生徒・保護者・地域の期待に応えられるよう、精一杯取り組んでまいります。
☆令和7年度の学校経営・運営ビジョンを以下のリンクからご覧ください。
校長より
6月7・8日に福島県高等学校体育大会水泳競技の県南地区大会が開成山プールで開催されました。他の競技は既に県大会も終わっていますが、水泳競技は例年この時期から地区大会が始まります。本校からも多くの生徒が参加し、競技はもちろん大会運営にも貢献するなど、皆しっかり取り組んでいました。入賞した生徒も、ベストを尽くした生徒も、この大会で引退する生徒も、これまで水泳競技で経験したことを東北大会出場や進路実現など、次の目標に生かしてほしいと思います。
6月5日(木)午後、生徒会役員選挙の立候補者等による立会演説会を行いました。安積黎明高校をより良くしようと立候補した9人の生徒が、役員としての抱負を全校生に向けて話しました。立会演説会後に全校生が投票し、放課後に選挙管理委員会の生徒たちが開票作業を行いました。今回の選挙がきっかけとなり、全校生の学校をより良くしようという意識が、これまで以上に高まっていくことを願っています。
6月1日(日)に本校会場で福島県高等学校対抗小倉百人一首かるた選手権大会を開催しました。この大会は5名による団体戦で声掛けがあり、個人戦とは違った雰囲気の中で行われました。優勝校である本校は、百人一首かるたの聖地・近江神宮のある滋賀県大津市で行われる全国高等学校選手権大会の団体戦に福島県代表として出場します。試合後のミーティングで生徒たちからは、県大会や東北大会より更にレベルの高い全国での戦いを見据えて、かるた部全員が力を合わせて互いに高め合おうとする決意が感じられました。かるた部の生徒たちの一層の活躍を期待しています。
6月4日(水)午後、大地震発生を想定した避難訓練を行いました。7校時終了後、すぐにシェイクアウト訓練をして、その後全校生が第一グラウンドに避難しました。800人以上の生徒の一斉避難でしたが、混乱なく円滑に短時間で移動できました。本校は、東日本大震災で校舎が甚大な被害を受け、11年前に新しく北校舎が建設されました。生徒たちには、過酷な環境下でも学び続けた先輩たちに思いを馳せながら、自身の高校生活を充実させてほしいと思っています。
6月3日(火)朝、校舎内には自主的に学習する生徒たちの姿がありました。進路実現や部活動との両立など目的は様々でしょうが、年間通して授業前の短い時間を有効活用している生徒が多いことに感心します。また、来週月曜日から前期中間考査が始まることもあり、生徒たちの意識も高まっているように感じます。それぞれの目標達成のために努力を続ける黎明生を応援しています!
本校では、ご依頼のあった中学校に出向いて高校説明会を行っています。たくさんの魅力にあふれる安積黎明高校について、スライドを用いて丁寧に説明し、学校の特色をまとめたパンフレットを配付しています。下の画像は説明スライドの最初の4枚で、その後55枚のスライドが続きますが、15分程度の短時間で音楽にのせ写真で分かり易く魅力をお伝えします。ぜひ安積黎明高校の魅力を多くの中学生に知ってほしいと思います。
※昨年度の学校パンフレットはこちら ⇒ 2024学校パンフレット
6月2日(月)朝、風紀・集会委員の生徒とPTA生徒指導委員会の保護者の方々、職員による挨拶運動を行いました。挨拶の励行・基本的生活習慣の定着・交通安全の啓蒙等を目的としており、学校の正門・東門・昇降口付近で登校する生徒たちと元気な挨拶を交わしました。今朝は少し肌寒く今日から衣替えですが上着を着ている生徒や、今日が前期中間考査1週間前のため教科書を手に持って登校する生徒が見られました。気持ちの良い挨拶で1日のスタートを切ることができました。
5月28日(水)午後に3年生の探究活動の成果を発表する課題探究成果発表会を開催しました。3年生は大講義室や体育館など7会場に分かれて多様なテーマで立派にポスター発表を行い、1・2年生や外部有識者の方々が聴講し各会場で質疑や助言が行われました。生徒たちは、この後自分の研究の報告書を作成していきますが、引き続き、自身の見出した課題の解決に向けて探究し続けてほしいと願っています。
5月25日(日)に本校会場で、第50回福島県高等学校小倉百人一首かるた大会が開催されました。この大会は第49回全国高総文祭の県代表選手選考会を兼ねており、生徒たちは静寂の中で熱戦を繰り広げました。競技は「百首」形式5試合で全日本かるた協会の競技規定に従って行われ、上位8名が県代表選手となります。どの対戦も正々堂々、礼儀正しく行われ、日本古来の文化が伝承された競技かるたの魅力が大いに感じられました。生徒たちには、代表選手だけでなくかるた部全員の力で、かがわ総文祭2025で活躍してくれることを期待しています。
5月21日(水)、春季高校野球福島県大会の準々決勝が白河グリーンスタジアムで行われ、野球部が県北地区1位の聖光学院高校と対戦しました。序盤3対1でリードするも逆転され、惜しくもベスト4進出を逃しました。しかし、野球部の今年の活躍は目覚ましく、県中地区大会では初戦シード校を破って勢いに乗り、続く強豪校も退け春の支部予選初の決勝進出。優勝は逃しましたが準優勝で県大会出場を決めました。県大会はシード枠となり、初戦を5回コールドで勝って開校初のベスト8進出、そして悔しい今回の結果。この勢いが、夏の選手権大会や他の部活動、学校全体に波及することを願っています。頑張れ野球部!・頑張れ安積黎明!