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校長より

修学旅行第2日目(校長雑感)

※こちらは修学旅行に同行している校長の雑感です。より詳しい情報は2学年の投稿をご覧ください。

広島から京都へ

第2日目はクラスごとの研修でした。広島を出発し、奈良を経由して京都に入りました。 

圧倒的な建物や端正な仏像に魂を揺さぶられた生徒が多かったように思います。

朝練(陸上部は暗いうちに出発)

朝練(野球部。泊まったホテルをバックに)  

朝練("朝日が水平線から〜"コーラス部は「瑠璃色の地球」を歌いながら日の出を迎える)

朝食

厳島神社へは50分のクルージング(私は乗船していません)

姫路城は圧倒的な美しさ

世界最古の木造建築の法隆寺(百済観音観音は撮影できませんでしたが端正すぎて目が離せませんでした)

東大寺(その大きさに圧倒されました)

夕食

番外編

東大寺で鹿にファイルをかじられた!(端っこがなくなりました)

 

 

修学旅行第1日目

※こちらは修学旅行に同行している校長の雑感です。より詳しい情報は2学年のページでご覧ください。

10月11日(火)広島 

 それぞれの人たちの暮らしに突然襲いかかった原爆。これは過去の話ではなく、現在同じ脅威があり、若い人達に世界のあり様を考えてほしい、という被爆者のお話しが心にのこりました。核兵器がなくなるまで燃え続けるという平和記念公園の平和の灯が消える日が来ることを、私達の手で実現したいと心から思いました。 

1日の記録

昼食のお弁当 "味噌カツ"

原爆ドーム(様々な碑を巡りました)

原爆の子の像(碑巡り) 

奉納した千羽鶴  

被爆者による講和

夕食"広島風お好み焼き"

 

夏休みに読んだ本(その2)

ひんやりとして空気に包まれる今、

夏休みの報告をするには、やや時期を逸ししまいました。

そうはいっても、まだ終わっていない、

夏休み期間に読んだ本の報告を続けます。

 

「私たちはどんな世界を生きているか」西谷修 2020 講談社現代新書

 表紙の帯に「激変する世界の動態を現代思想の鬼才が解き明かす!」と書かれており、恐ろしい現状を感じる内 容でした。“テクノロジーは有益な道具をつくり出すと見えて、人間の制御できなおい結果を引き出すものとなった”、情報については、“真実が通用する時代は終わり、正確さや信頼より、好みや気分にあったものが反復され増幅されていく”と現代の課題を表しています。「自由とは限界との関係」で「他があって自分がある」という言葉が印象的です。

 

「きみの町に未来はあるか?『根っこ』から地域をつくる」除本理史・佐無田光 2020 岩波ジュニア新書

 地域社会づくりの考え方について平易な言葉で書かれています。同じ価値観を持つ、多様な立場や考え方の人によるつながりにより、地域において価値ある何かが生み出されていくとのこと。“地域は一つの『生態系(エコシステム)』で、様々な主体が関わりあい、つながり、循環し発展していく仕組みが、新しいビジネスやイノベーションを生み出している。そして、このことは、世界で発展戦略として用いられている”とのこと。これまでとは異なる人の関わりが何かを生み出していくとすれば、今生きる私たちのすべてが、それができる力を身に付ける必要があるのだと思います。

 

後期始動!~チャレンジの時~

本年度の折り返し地点を過ぎました。

10月1日から後期にはいりました。

前期末集会では生徒のみなさんに

“チャレンジの積み重ねがその人を創る“

“後期はそれぞれにとってチャレンジの時である”

という主旨の話をしました。

 

それぞれの毎日は、それぞれのキャリアにとって大切な歩みです。

それは年を重ねても同じ、

私自身もチャレンジを積み重ねていきたいと思います。

 

9月29日(木)、30(金)のスポーツ大会での

生徒の楽しそうな様子は、私たち教員にも力を与えてくれました。

遅ればせながらスポーツ大会の写真を掲載します。

 

 

前期末考査最終日~苦しさが強さをもたらす~

前期末考査が行われています。今日は最終日です。

清掃に来た2年生のみなさんに、出来栄えについて尋ねると

「○○(教科名)、やばい(>_<)」

「(勉強を)やったのに・・・(T_T)」という返事が返ってきます。

↑考査中の”しん”とした廊下

 

ずっと昔の高校時代や大学時代のテストの前の苦しい気持ちは、

○十年たった今でもありありと思い出されます。

そして、いつもは雑然としている机の上を放置しているのに、無性に片付けたくなることも・・・

(この心理状態については、ネットでも多数解説されているので興味があれば調べてみてください)

 

あれから○十年後の今、

やはりテストにはテストにしかない意義があると思っています。

○  学習に関して自分のできることできないことが明確になるので、それを次の勉強に活かす

○  (計画的に準備できなかったことなど)自分の弱点を振り返り、次の自分の生き方を考え、行動しはじめる。

 

今回の考査にうまく取り組めたみなさんも、そうでなかったみなさんも

次の成長につながるものとなることを期待します!!

 

そんなことを思っていたら、最終テストを終えた2年生が掃除に来てくれました。

K氏曰く、「この苦しさが俺らを強くする」

私もそれが言いたかったのです。

↑放課後の勉強の様子(昨日)