2020.12.12(土) 福島県立湯本高校
全国高等学校総合文化祭の予選にあたる、福島県高等学校生徒理科研究発表会が湯本高校で開催されました。本年度は新型コロナ感染症対策のため、例年とは違った形のビデオ審査になりました。化学部では化学部門で5本の研究を発表し、見事!最優秀賞をはじめ4本の研究で入賞を果たすことができました。大会の部門五連覇は、大会史上初となります。五連覇をめざして年度当初から研究を始めましたが、コロナ禍の中で研究に打ち込める期間が短く、また、研究成果がなかなか出ない焦りもありました。しかし、部員一丸となり、休日返上で努力を重ね、一定の成果を挙げることができました。その成果が認められたことはこの上ない喜びです。
全国大会を決めたテーマは、審査員の方から高い評価を得た一方、多くのアドバイスもいただきました。来年7月、和歌山県で開催される全国大会に向けて、さらなる研鑽を積んでいきたいと思います。
-化学部門-
最優秀賞(全国大会出場権獲得)
「シクロデキストリンによるヨウ素の吸着と性質」
2年 森谷侑紀 小林慧以 1年 岡部玲奈 大橋櫻
優秀賞(2位)
「硬水によるアントシアニンの色彩変化」
2年 佐藤侑輝 松井彩葉響 1年 齋藤葵 佐藤生美 三瓶凜
優秀賞(3位)
「フェントン反応におけるFe2+触媒作用の検証」
2年 大山奈々花 吾妻茜里 1年 井上歩郁 佐藤星空 千葉雄斗
優良賞(4位)
「ドデシル硫酸カリウムの沈殿形成とその利用」
2年 佐藤陽斗 菅野里桜 1年 堀越百華 伊達穂乃花 久保田結菜
奨励賞
「土壌中の放射性セシウム除去法の検討」
2年 新田遼 朝日壱平 宗像美羽 1年 斎藤蒼 小林和花