令和3年度新チームは、発足時から9月終わりまでの間、練習試合ができず、例年とは違う形でのチームづくりとなりました。練習試合ができないことはとても残念ではありましたが、延べ10日間、野球場に赴き、チーム内ではありましたが、ひたすらゲーム形式の練習にトライしました。

　慣れている学校グラウンドでの練習とは違い、野球場での活動は、その広さだけで選手の体力を奪い、鍛えてくれました。

　普段の学校での練習で、自らを追い込んで成長するには、それを負荷のかかったものにするため、知恵を絞って、工夫を凝らす必要があることに気づかせてくれました。

　10月からは練習試合が認められ、11月には甲子園常連の強豪校との練習試合も予定されています。

　今シーズン残りの試合において、常にテーマを持って臨むため、選手間のミーティングを深めます。放課後はテーマに基づいた練習をおこない、週末の試合にて徹底的にトライする･･･この繰り返しで、選手達は来春に向けての課題に気づき、冬に挑む勇気を手にします。

我が安積黎明高等学校野球部は、歴史を積み重ねるのみ、失うものはありません。これからも前進あるのみです。