2019.07.27(土)~29(月) 佐賀市 佐賀大学
全国高等学校総合文化祭自然科学部門に福島県代表として出場してきました。3年連続の出場となります。今年こそ悲願であった入賞を目指して臨みましたが、残念ながら至りませんでした。全国強豪校のレベルに近づいているという実感はあるものの、先行研究への徹底した調査、仮説に基づく緻密な実験、的確なデータ処理、研究分野における深い知識に裏打ちされた考察、12分間の発表を有効に活用した分かりやすいプレゼンテーション、いずれをとっても入賞校は一歩も二歩も上でした。大変悔しい思いをしましたが、研究に対する姿勢を見直し、来年に向けて再出発したいと思います。
一方、私たちにも他校に誇れる場面がありました。他校の発表に真摯に耳を傾け、積極的に質問したことです。研究発表は、発表者と聴講者の活発な議論で成り立ちます。しかし、全国大会であっても、自分たちの発表に集中するあまり、他校の発表に耳を傾け、議論するという場面が少ないのが現状です。そんな中、私たち化學部はこれまで「発表における議論」を大切にし、事前に論文の読み込みや質問事項の検討をして発表会に臨むということを様々な大会で繰り返してきました。その成果が今回発揮でき、全国で安積黎明化學部を印象付けることができたと思っています。
今大会では、PTA・同窓会・福島県高文連・田村市・石川町・東邦銀行・東北大学工学部・新潟薬科大学・保護者の方々からご支援やご助言を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。
11月には来年の出場権をかけた県大会が控えています。四連覇を目指して研究に励んでいきたいと思います。
会場は佐賀市の中心部に位置する佐賀大学
発表の様子
発表の様子2
秋篠宮皇嗣同妃両殿下が来場されました
福島県代表団 福島高校(左上)、磐城高校(左中央)、安積黎明地学部(左下)、安積高校(右上)、安積黎明高校化學部(右下)
佐賀県高校生と
他の部門も見学させていただきました
佐賀県の皆様、大変お世話になりました