投稿日時: 2020/02/24
部顧問
2020.02.23(日)富岡町 原子力廃炉資料館、リプルンふくしま
化学部は原子力災害について、現状理解や復興のための研究活動、発信を続けています。この日は、富岡町の原子力廃炉資料館(東京電力)と特定廃棄物埋立情報館リプルンふくしま(環境省)を見学してきました。
原子力廃炉資料館は、富岡町におかれていたエネルギー館を改め、原子力事故の記録と廃炉までの道筋を伝える施設として設置されたものです。津波が襲来した時の様子、各原子炉の事故経緯、反省と教訓、廃炉までの中長期ロードマップを知り、議論させていただきました。
リプルンふくしまは、10万Bq/kg以下の放射性物質を含む土壌や廃棄物を埋立処分する、いわゆる中間貯蔵施設での処理方法および監視体制について知る施設です。埋め立ての対象となる土壌や廃棄物の運搬や処理方法について知りました。100年という長い管理が求められる中で、どのような課題があるのかも知ることができました。